ラージボール卓球実施者の健康・体力水準について
2016/10/22
ラージボール卓球を実施している65歳以上は、健康と体力の水準が 全国水準よりも高い。健康寿命の延伸に効果的。
◎2016/09/29 筑波大学による記者発表より
国立大学法人筑波大学体育系 武田文教授らの研究グループは、 茨城県卓球連盟ラージボール部登録者を対象とした調査結果から、 中高年者の健康(「健康寿命」の算出基盤となる「日常生活の制 限」)、および65歳以上の体力(日常生活活動テスト)について、 一般国民の水準と比較分析しました。
その結果、ラージボール卓球を実施している高齢者および女性では、 健康や体力のレベルが良好な傾向にある可能性が示されました。
本知見は、健康寿命の延長をめざす地域での取り組みの一つとして、 ラージボール卓球の普及発展にむけた施策や環境整備が効果的であ る可能性を示唆したものです。